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歯科医師が綴るコラム集やお知らせなど【二期会歯科クリニック】札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F/TEL:011-251-2220


by nikikai_sapporo

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『矯正治療を受けていただく患者さんへ (治療上のリスクについて)』


当医院矯正科の大西です。今回も矯正に関して書きたいと思います。
厚生労働省の医療広告ガイドラインが2018年に改定され、自費診療に係るリスクや副作用を情報提供することが求められることになりました。 顔貌にも好影響をもたらし、美しく機能的で健康的な歯並びや咬み合わせには大きなメリットがあることを理解して頂きつつ、全ての医療と同様に矯正歯科治療に関しても潜在的なリスクや副作用があることをご理解して頂きたいと思います。

*矯正装置を装着することによる痛み、不快感が生じることがあります。痛みは装置装着もしくは調整後徐々に現れ、2〜3日をピークに消失します。また、矯正装置は1週間程度で慣れます。

*矯正装置によって一定期間、発音発声に影響を与える場合があります。

*矯正治療中は装置装着により、口腔内の自浄作用が低下し、むし歯や歯周病の罹患リスクが上昇します。歯科医師および歯科衛生士の指導通りの歯磨きを行い、定期的にPMTCなどのクリーニングメンテナンスを受けていただく必要があります。

*矯正治療中は歯面に着色がつきやすくなります。その際は適宜PMTCなどのクリーニングメンテナンスを受けていただく必要があります。また、装置の種類により、矯正治療中はホワイトニング等が物理的に行えないことがあります。

*歯の動き方には個人差があります。そのため、検査診断時に予測された治療期間が短縮および延長する可能性があります。

*稀に歯を動かすことにより歯根の吸収が起きて短くなることがあります。また、歯茎のラインが下がったり、ブラックトライアングルと呼ばれる歯肉退縮現象が起こることがあります。

*治療途中に金属アレルギーの症状が出ることがあります。

*患者さんからの協力が得られない場合は、治療結果や治療期間に影響を及ぼします。(装置や顎間ゴムなどの使用、口腔筋機能療法(MFT)および定期的な通院等)

*矯正治療中は咬み合わせが変わり、一時的に顎関節に負担がかかることで、顎関節に音や、痛み、開閉口障害などの顎関節症状が出ることがあります。

*稀に歯が骨と直接癒着する「骨性癒着」が起きていて思うように歯が動かないことがあります。また、極めて稀に歯を動かすことで歯の神経が障害を受けて歯髄壊死が起きることがあります。

*様々な要因により、治療計画の変更を行う可能性があります。

*緊密な咬合関係の獲得のため、歯の形態修正や咬合調整を行ったりする可能性があります。

*何らかの要因で矯正装置が外れたり、その装置を誤飲する可能性があります。

*矯正装置を歯から外す時に、エナメル質にクラックと呼ばれる微小な亀裂が入る可能性や先端の欠けや、補綴物の一部に破損が生じる可能性があります。

*保定治療と呼ばれる後戻り防止装置(リテーナー)の使用方法を遵守し、定期的な経過観察をお受け頂けない場合、歯並びの後戻りが生じる可能性が高くなります。

*矯正治療後にその時点の噛み合わせに適した、むし歯の治療や補綴物などの再治療を行う可能性があります。

*顎の成長発育や加齢などの経年的変化や歯周病により、咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。

*親知らずなどの影響により、歯並びにデコボコなどの叢生が生じたり、咬み合わせに影響を及ぼす可能性があります。

*様々な要因で咬み合わせや歯並びが変化した場合、再治療等が必要になることがあります。

上記事項のリスクや副作用は必ずしもすべてが生じるわけではありません。
また、その多くは患者さん自身の日常生活に重大な障害を与えるものではありません。
何か問題が生じたり、違和感を感じた場合はお早めに連絡を頂き、最良の処置を行えるよう努めたいと思います。


▽総合的な治療が可能な歯科医院です
医療法人 二期会歯科クリニック / 矯正歯科 小児歯科 歯科口腔外科 審美歯科
札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F TEL:011-251-2220
公式ウエブサイトURL http://www.nikikai.com/


by nikikai_sapporo | 2020-01-01 00:10 | Dr.大西 康友