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[ 2018-06 -05 16:54 ]
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今月は事務局長の木下が担当し、当院の滅菌器をご紹介します。
当院には、オートレクレーブ(高圧蒸気滅菌器)が4台とガス滅菌器が2台、計6台の滅菌器があります。
オートクレーブには滅菌性能によって3種類があります。ヨーロッパ基準により「クラスN」・「クラスS」・「クラスB」に分かれており、「クラスB」が最高基準となっております。
まず2台のオートクレーブがこちら。「GC社製バキュクレーブ」〜ヨーロッパ基準最高の「クラスB」〜を導入しています。
滅菌前に庫内で真空と蒸気の注入を交互に繰り返すことで、タービンなどのハンドピース内部の中腔パイプ内の残留空気を抜き、135°の高圧蒸気を細部まで行き渡らせ滅菌を行います。
蒸気に使う水や空気も高性能フィルターによって大変キレイです。
このほか「タカラベルモント社製ベルクレーブ」が2台あります。これも「クラスB」の高圧蒸気滅菌器です。
こちらはガス滅菌器:ホルステリ20RMが2台。
オートクレーブの高温(135°)に耐えられないデリケートな器具などは、ホルマリンガスで低温滅菌します。同機の中和システムによって、臭いもなく安全に器具の使用が可能となります。
当院にあるタービン類のハンドピースの本数を数えてみると、現在425本でした。
ハンドピース類は、滅菌する前に「モリタ社製ルブリナ」いう機器を用いて、高圧エアーによる自動注油洗浄を行います。この機器は内部に入り込んだ唾液や血液を除去し、注油、オイル抜きまでやってくれます。
1度に滅菌できる本数は最大で、一つのトレーに28本×棚5段×バキュクレーブ2台で280本。
滅菌後は紫外線殺菌庫の中に保管して患者さん毎に使用します。
院内の紫外線殺菌庫は17個あります。ピンセット、口腔内ミラー、スケーラー、探針、鉗子などもここに保管しております。
当院はこのような機器を用いた滅菌システムをはじめとし、今後も患者さんに安心して歯科治療を受けていただけるような環境整備に努めて参ります。
▽総合的な治療が可能な歯科医院です
札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F TEL:011-251-2220
公式ウエブサイトURL http://www.nikikai.com/
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by nikikai_sapporo
| 2018-06-05 16:54
| 事務局:木下
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