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歯科医師が綴るコラム集やお知らせなど【二期会歯科クリニック】札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F/TEL:011-251-2220


by nikikai_sapporo

コラム・12月号(第182回)/ Dr.千種達也【二期会歯科クリニック・札幌市中央区】

「海外ドラマ:CSIシリーズの魅力」

 初めまして。本年4月から、ここ二期会歯科クリニックで勤務させていただいています千種です。今月は私がコラムを担当させていただきます。
 早いもので今年もすでに12月となりました。今年も色んなニュースや話題がありましたが、テレビドラマや映画の話題を耳にした時に、ふと思ました。

 「そういえば、近頃は日本の映画やドラマは全く観ないで、海外のドラマばかり見ているなぁ・・」と。

 そこで、今回は私がよく観る海外ドラマの話をしたいと思います。
 注:あくまで素人の感想ですので多様な意見のなかの一つとして読み流してください。
 これまで見てきたのをざっくり上げるとこんな感じになります。
 ・CSIシリーズ(CSI:科学捜査班、CSIニューヨーク、CSI:マイアミ)
 ・FBI特別捜査班
 ・コールドケース 迷宮事件簿
 ・BONES-骨は語る―
 ・クリミナル・マインドFBI行動分析課
 ・BULL/心を操る天才
 ・NCIS~ネイビー犯罪捜査班
 ・Lie to me噓の瞬間
 サスペンスドラマだとこんな感じでしょうか。

 ・Dr.HOUSE
 ・ER緊急救命室
 医療ドラマだとこれだけですね。ERなどは途中までは見ました。

 ・SUPERNATURAL
 ・HEROES/ヒーローズ
 SFだとこんなところです。HEROESは途中までです。

 ・ウォーキング・デッド
 これもサスペンスに入るのでしょうか。そろそろ最終シーズンですね。

 他にもイギリス、台湾、韓国のドラマも見ていましたが、アメリカのドラマが多いですね。
 これらはこれまで見てきた中の一部ではあるものの数は少ないように思われます。しかしながら、海外ドラマは大体がシーズン20話以上で構成されている上にシーズン自体もなかなかに多いので、一つのタイトルで10年以上続いているものが多いです。なので、これらのタイトルだけでも、いざ見ようとするとそれなりの量だったりします。
 既に終了しているものも多いですが、その中でも繰り返して視聴するのはCSIシリーズです。
そこで今回は、CSIシリーズについて話したいと思います。

 CSIとはCrime Scene Investigationの略です。ドラマのヒットにより、警察内部でもこのように呼ばれるようになったとか。要するには鑑識班です。それぞれの街を舞台にしてCSIが事件解決に向けて活躍していく様子を描いたドラマになります。日本にも似たような設定のドラマはあるかと思います。

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スタートはラスベガスが舞台のCSI:科学捜査班(以下ベガス)ですが、特に好きなのはCSI:ニューヨークとマイアミです。
このシリーズをお勧めするときに伝えたい点は次の内容です。
① キャラがいい。
② ストーリーが丁寧。
③ ドラマ内での楽曲がいい。
④ 地味な作業さえカッコイイ。
非常に抽象的ですが、こんなところでしょうか。順番に説明していきます。

 
①キャラがいい。
 そのままの意味です。どのシリーズでもCSIのメンバーがみんな個性的でキャラが立っています。特にチーフがいいキャラばかりです。
ベガスだけは何度もチーフが交代していますので、初代チーフにして最新シーズンで戻ってきたギル・グリッソムで話を進めていきます。
ベガスのチーフは基本的には冷静沈着であまり熱くならないようなイメージがありますが、実はそうでもない。静かに怒ったり熱くなっていたりする人物です。なかなかに変わっているところもあります。昆虫学を専門?にしているようですが、シェイクスピアなどの文学にも詳しく、かなり博識です。そのためか、事件解決の糸口になる証拠が昆虫絡みであることや、セリフの引用に文学作品が出てくることが割と多いように思われます。

 続いて、マイアミのチーフはホレイショ・ケインです。このチーフは熱い男です。とにかく熱いです。普段はクールに振舞っている人物なのですが、“悪は絶対に許さない”が信条らしく、犯罪者には全く容赦がありません。ネタバレになってしまいますが、彼にとって大切な人がある犯罪者に殺されてしまう上に犯人が国外に逃亡してしまう事件が発生します。なんと彼は、その犯人を国外まで追いかけて始末してしまいます。恐ろしい。更に彼は拳銃一つで闇組織を潰してしまいます。撃てばほとんど百発百中なのに、自分は撃たれても当たりません。ほとんど無敵の超人です。恐ろしい。しかしながら、被害者などには非常に優しく、親身になって寄り添います。やむを得ない事情があるものに対しては、検査結果などをいじったりしてまで救うことがあります。やっぱり恐ろしい。日本ではありえませんね。

 ニューヨークのチーフはマック・テイラーです。彼は元海兵隊員のエリートです。冷静・沈着にして状況分析力や推理力も非常に高く、常に視野を広く持っています。拉致されようが、爆発に巻き込まれようが、見事に生還します。それでいて、他のCSIシリーズのチーフの様に非常に熱い面も持ち合わせています。犯罪者には容赦せず、被害者を救い、その無念を晴らすことに全力で取り組みます。しかしながら、マイアミのチーフと異なるのはそのためにルールを逸脱することはしないというところでしょう。元海兵隊員であることも関係しているのか、規則の順守については厳しい面もあり、そのためにチームの仲間とぶつかることもあるようです。

 個人的にはこうしたチーフたちが毎回、OPでつぶやくセリフがかなり好きです。どのシリーズにおいても毎回、何かしらの事件が発生またはそれを匂わせる展開から始まります。そして、現場にCSIチームが到着して捜査を開始するのですが、ここでほぼ必ずチーフが一言呟いてからOPへと続いていくようになっています。この呟きがなかなかに面白いです。皮肉が効いていたり、ユーモアがあったりと様々ですが、それぞれのチーフのキャラがよく反映されているようなセリフだったりします。毎回、この一言が非常に楽しみでした。

 まとめてみると、基本的には皆熱い男たちのようです。ほかの登場人物たちについても、それぞれが警察官や、その中でもCSI捜査官になった理由について様々語られています。その中には「科学の成績が良かったから。」なんてものもありました。しかしながら、彼らは全員が自分たちの職務に対して、そのもたらす結果に対して自覚と責任をもって職務に臨んでいる姿が描かれています。あくまでドラマの演出上の話ではありますが、自分もこのように職務に臨みたいと考えてしまいます。
②ストーリーが丁寧。
 これは毎回発生する事件そのものがよく作りこまれていて面白いのもあるのですが、ここでお伝えしたいのはCSIメンバーが関わるストーリーについてです。
 前述したような、個性豊かなチーフのもとには、やはり個性豊かな仲間たちが集まるようで、それぞれのCSIシリーズのメンバーも非常に魅力溢れるキャラがたくさん登場します。彼らは、時にはチーフも含めて互いにぶつかり合いながらもチームとして結束して難事件や困難な状況に立ち向かっていきます。そんな彼らの絆は、単なる同僚ではなく家族のようでさえあります。しかし、そんな彼らでも誰にも言えないような過去や問題を抱えています。それは、家族のことであったり、過去に関わった事件のことであったり、病気のことであったりなど様々です。そして、このドラマシリーズではそうした内容がストーリーとして非常によく描かれています。
 これは1シーズン毎の長さなどによるところも大きいのかもしれませんが、時には何話にも渡って、シーズンをまたぐようにしてじっくりと語られることもあります。そうしたストーリーを見ていると、登場人物に感情移入しやすくなるためか、ストーリーの中心キャラやそれを支えようとするメンバーなどCSIチームをいつのまにか応援したくなります。
 そして、仲間たちとともに必死になって様々な問題に向き合い、乗り越えていこうとする姿からはチームワークの重要性を学べるように思います。こうした登場人物の背景などをじっくり、大切に丁寧にストーリーとして扱っていくところが非常に面白いと思います。
③ドラマ内での楽曲がいい。
 これはなかなか大事なポイントです。このドラマシリーズはそのストーリー毎に様々な楽曲を使用しています。シリアスなシーンから愉快なシーンまで、こうしたストーリーを彩る音楽が非常にいいです。特に証拠を科学的に分析している時の音楽やその時のストーリーのテーマソングとして使われている曲などは、各話ごとに様々ですが、そのシーンやストーリーによく合った曲が使われていることが多いです。これ何の曲だろうと思って調べて、聴いてみるとさらに良かったりします。
 また、メイキング映像などを見ると、それぞれのストーリーで使用する楽曲の選曲理由などが語られていることがあります。ストーリー視聴後に、そうした話を聞くと、そのストーリーへの理解が深まったり感想が変わったりして面白かったりします。
 また、その状態で再度視聴するとそのシーンの印象が変わることもあり、さらに面白いです。ドラマや映画の主題歌やサントラなどにはこれまであまり興味を持ってきませんでしたが、このドラマをきっかけにして認識が変わりました。
④ 地味な作業さえカッコイイ。
 地味な作業をしているはずなのにいちいちカッコイイです。やっているのは大変地道な作業だったり、細かい作業だったりですが、使用する機器が実際に使われているものや最新のものだったりするそうで、妙にカッコよく見えます。また、最新の機器を使っていても、それが何を調べる機械で、なんの作業をしていて、何がわかって、その結果何につながるのかがよく説明されています。説明は非常にわかりやすいのに、それでいてわざとらしいほどの説明調ではありません。聞いていて自然と入ってくるような内容です。そのため、ストレスなく見られる大事なポイントだと思います。わずかな証拠や手がかりをヒントにそのさらに奥にある真相に少しずつ迫っていく様子は、緊張感や興奮、驚きを感じさせてくれます。
 さて、少々長くなりましたが、それでもこれだけでは到底すべてをお伝えすることはできません。しかし、少しでも興味を持っていただけたなら試しに一度、見てみてほしいと思います。これから年末年始を迎えるにあたって、時間を持て余してしまった時などにはぜひ試してみてください。

 ただし、注意事項があります。

 まず、DVDなどで見ようとすると1本につき130分前後あります。正直言って長いです。そして1シーズンにつき、そんなDVDが7~8本あります。とても長いです。しかし、一度はまりだすと止まらなくなってしまいます。

 お試しの際にはご注意を。
 失礼しました。最後にもう一つだけ。もしも、このシリーズを気に入っていただけたら、是非とも見てほしいストーリーがあります。それは、合同捜査シリーズです。本来なら、今回紹介させていただいた3作品は独立して成立しています。しかしながら、時折、犯人が他の州に逃亡するなどしてしまうことがあります。そんな時は、他の街のCSIチームと協力して捜査するストーリーに展開します。CSIトリロジーなど、3作品の登場人物たちが協力して捜査するストーリーなどはほとんどお祭りです。3作品のチーフが揃ってやり取りをしているシーンなどは感動すら覚えます。是非ともチェックしてみてください。


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by nikikai_sapporo | 2022-12-01 07:04 | Dr.千種達也