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歯科医師が綴るコラム集やお知らせなど【二期会歯科クリニック】札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F/TEL:011-251-2220


by nikikai_sapporo

コラム・12月号(第158回)/ Dr.大西 康友【二期会歯科クリニック・札幌市中央区】

〜 新たな見えにくい矯正装置の導入 〜

矯正科の大西です。

今回は当矯正歯科で現在、特に力を入れている「裏側矯正」について書きたいと思います。

日本では、国民性なのか、表につける唇側矯正装置に抵抗がある方が欧米諸国に比べて多くいらっしゃると思います。そこで人気があるのが、歯の裏側に矯正装置を付ける舌側矯正装置による治療「舌側矯正」です。

舌側矯正治療の歴史は古く、1970年代に大きく発展しました。
アメリカのDr.Kurzが設計したブラケットが日本では広く使用されました。

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しかし、私見ですが、このブラケットは面積が大きく、歯茎がかなり腫れ、出血することもかなりありました。

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そこで、ブラケット面積が半分位まで小さくしたものが開発されました。歯茎の腫れはやや減少しましたが、全て結紮線でブラケットとワイヤーを結ぶ作業がかなり大変でした。

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そこで更に開発されたのが、セルフライゲーションブラケットです。このブラケットはシャッターになっていて、結紮線でワイヤーを結ぶ必要がなく、作業効率が格段にあがりました。
しかし、ワイヤーを複雑に屈曲する必要があり、治療時間(チェアータイム)が長くなっておりました。

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上記写真の青丸のように歯を並べるための細かな屈曲が必要になります。
調整が大変です。

この点などを改善するために近年、開発されたのが‥、

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「ALIAS」ブラケットです。

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このブラケットは非常に細く違和感が少ない上、歯茎から離れた位置付けになっておりますので、歯茎の腫れが比較して少ないです。
そして、ブラケットにシャッターが付いており、結紮する必要がないため治療効率が良く、かつシャッターが強固で破損しにくいのも特徴です。
また、今まで沢山の屈曲が必要だったアーチワイヤーは、屈曲がほぼないアーチフォームを実現しております。

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ワイヤーの断面も改良されて、歯に強い力がかかりにくくなっております。

当医院では極力、患者さんに快適に矯正治療を受けていただくため、より良い装置を積極的に導入するように努めております。
矯正治療や矯正装置などのご相談は常時受け付けておりますのでお気軽にお申し込みください。



▽総合的な治療が可能な歯科医院です
医療法人 二期会歯科クリニック / 矯正歯科 小児歯科 歯科口腔外科 審美歯科
札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F TEL:011-251-2220
公式ウエブサイトURL http://www.nikikai.com/


by nikikai_sapporo | 2020-11-30 10:20 | Dr.大西 康友