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歯科医師が綴るコラム集やお知らせなど【二期会歯科クリニック】札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F/TEL:011-251-2220


by nikikai_sapporo

コラム・9月号(第47回)/Dr.木下 篤 【二期会歯科クリニック・札幌市中央区】

「努力できることが才能である」

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 ワッキー三段不合格!

 これみたことありますか?さんまのからくりテレビでペナルティのワッキーが「けん玉検定」に挑戦しているところです。そして

「この3段の検定挑戦の前、合格するためにしたことは?」

という問題が出題されていました。答えは、

「自分専用のマウスピースをつくった。」でした。

集中力をアップさせるため、良い姿勢を保つために効果的という理由からです。

 そういえば北京オリンピックで金メダルを獲ったソフトボールの日本代表の上野由岐子選手も集中力アップと肩への負担を減らすためにマウスピースを装着してプレーをしていたと聞いたことがあります。高校野球でも注目され、2010年3月から高野連がマウスピースの装着を認めました。

で、ワッキーはというと写真の通り、けん玉検定3段は不合格。マウスピースの効果が無かったのか、実力不足だったのか。

そこで、今回はマウスピースについて・・・・は、以前に出ていますので、けん玉について掘り下げましょうか。なんとなく掘り下げる方向性を間違っているような気がしないでもありませんが、今回はけん玉についてです。


 けん玉というのはそもそもいつ生まれたものなのでしょうか。

諸説あるようですが、16世紀にフランスで流行した「ビル・ボケ(Billeboquet)」というおもちゃが1777年ごろ長崎に伝わり、けん玉のもとになったというのが有力な説のようです。

日本の最初の頃のけん玉はこんな感じです。

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現在のけん玉の形は大正時代に考案された日月ボールというのが元になっています。

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 冒頭のワッキーが受けているけん玉検定は日本けん玉協会というところが主催しています。決して近年の検定ブームに乗ってできたものではなく、30年以上も前、昭和54年から級位、段位認定制度が設けられています。この検定を受けるときには協会認定けん玉というものを使用しなくてはいけません。

こちらが現在の協会認定けん玉

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級位が10級から1級、段位は初段から10段まで設定されています。

が、普通の人は頑張っても6段にまでしかとれません。たまに8段とか10段とかっていう人がいますが、7段・8段は経験を積んだ指導者、9段・10段は広くけん玉に貢献した人(ってどんな人?)しかなれないそうです。

その検定の概要がこちら

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意味不明・・・・でしょうね。


「一回転飛行機」

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「つるし一回転飛行機」

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もの好きな人はこちらにすべての技がパラパラ漫画で説明されていますのでどうぞ。

http://www.kendamakyokai.com/play/tech.html


 今回、なぜけん玉を掘り下げたかというと、何の縁もゆかりもなく取り上げるわけもないわけで、実は僕もその昔けん玉にはまっていた時期がありました。相当昔ではありますが。

小学生当時私が住んでいた神奈川県川崎市の武蔵小杉辺りでは、空前のけん玉ブーム。私もそれに安易に飛び乗り、けん玉、野球、魚釣り、を毎日繰り返す小学校時代。

そして、ワッキーが不合格になった冒頭のけん玉協会3段認定試験、僕はこの3段合格しちゃってるわけなんです。

 たまに「無駄にすごいヤツ」っていませんか? それです。

けん玉の上級者はまず姿勢が違います。けん玉上達のポイント、それはズバリ、いかに膝をうまく使うか。タイミングをとるのも膝、剣と球がぶつかる衝撃を殺すのも膝。


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ハイ、前回に引き続きまたガンダム君登場しました。皆さん、けん玉を上達したければこのガンダム君の姿勢を参考に。

 段位を取るために習得しなければならない技の中にはとんでもなく難しく見えるものもありますが、あきらめないで毎日毎日繰り返せば必ずできるようになります。器用とか不器用とかはあまり関係ありません。あきらめないで100回、1000回、10000回と繰り返す努力ができるかどうかです。一度覚えると20年以上たった今でも割と昔のようにできたりします。

 さて表題の「努力できることが才能である」という言葉は松井秀喜選手の著書「不動心」に出てくる彼の座右の銘のひとつです。

これは松井選手が生まれつき努力家だ、とうことではなく、「自分は不器用だから人並みになるには人一倍努力しなければいけないんだ。」そんな謙虚な気持ちを持って努力できるような人間でなくてはならないよ、ということなんでしょう。

松井選手に限らず超一流の人たちはたとえ周りから見てそう思えたとしても、「自分は人より器用だ」とか、「生まれつき特別な能力に恵まれている」とは決して思っていないでしょう。驕らずに今やるべきことを謙虚な気持ちをもって続けられるからこそ、一流になり得たのだろうと思います。同い年だからというわけではありませんが、彼のそういうスタイルは共感できるところがあります。

他の人が10回でできることを同じ10回でできなければ、自分は人が10回やるうちに100回やればいい。きっとそうやって100回やるうちに、10回では得られない何かを得ることが出来る。

まあ、けん玉をやっていた時にそんなことを考えていたわけもありませんが、お勉強でもスポーツでも何でも同じことですよね。

「自分より出来る人は必ず自分より努力している。」と思わないといけませんね。

・・・・・けん玉からは想像もできない結末を迎えてしまいました。


では、来院の際けん玉については是非わたくしに御相談ください。

もちろん冗談です。

※本文中の画像は日本けん玉協会の許可を得て掲載しています。

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by nikikai_sapporo | 2011-08-31 07:59 | Dr.木下 篤