歯科医師が綴るコラム集やお知らせなど【二期会歯科クリニック】札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F/TEL:011-251-2220


by nikikai_sapporo

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『創成川D.C.』

 先々月より、第2水曜日にJR札幌病院で行われている「創成川Dental Conference」という勉強会に参加させていただいています。

 この勉強会は創成川沿いにあるJR札幌病院の口腔外科の先生が主催され、「有病者の歯科口腔外科治療に関して」というテーマでJR札幌病院の他科の先生の基調講演が行われ、口腔外科の先生による症例呈示もあり、まだ2回ですが、とても勉強になりました。JR札幌病院と当院は地域医療提携をしていただいており、全身的に問題のある患者さんの抜歯や、当院では対処しにくい口腔外科部門の症例などの患者さんを紹介をさせていただいております。


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 今や超高齢化時代といわれ、当院の患者さんもご高齢(失礼します)の方がたくさんいらっしゃいます。高齢者の患者さんの問診票を診させていただくと、お薬を服用されている方が多くいらっしゃいます。

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 今問題になっているのは、患者さんが主に整形外科で骨粗鬆症により服用(注射薬の場合もある)しているビスフォスフォネート製剤というお薬であります。

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このお薬を服用されている方はかなりいらっしゃるのですが、抜歯などの外科的侵襲により、非常に稀ではあるものの顎骨の壊死が起こることが問題となっております。

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ただ、患者さんが服用されているお薬はそれなりの必要性があって処方されていますので、当院での抜歯に際して処方医の先生と連絡を取り合い休薬の有無を決める場合があります。また、抜歯そのものを先程のJR札幌病院の口腔外科や大学病院の口腔外科に依頼することもあります。「創成川D,C.」の最初の勉強会は、このビスフォネート製剤関連の顎骨壊死の問題についてでした。
 また2回目の勉強会は、JR札幌病院のリウマチ科の先生の基調講演がありました。リウマチの患者さんにおける歯科治療の留意点、リウマチの患者さんが服用しているお薬の説明など、非常に勉強になりました。

 私の所属しております臨床歯周病学会でも歯周病と全身の関連について、ホームページで説明しております。

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 当院の医療理念は「 口腔の健康管理を通して全身の健康管理に関与し、患者の皆様のQuality of Life(クオリティ・オブ・ライフ) を生涯にわたり確保すること」にあります。これからも患者さん個々の全身状態も常に把握して歯科治療に務めていく所存です。そのひとつの手段として「創成川D.C.」には可能なかぎり参加しようと思っています。

▽総合的な治療が可能な歯科医院です
医療法人 二期会歯科クリニック / 矯正歯科 小児歯科 歯科口腔外科 審美歯科
札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F TEL:011-251-2220
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by nikikai_sapporo | 2016-03-07 13:41 | Dr.林 聡氏