歯科医師が綴るコラム集やお知らせなど【二期会歯科クリニック】札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F/TEL:011-251-2220


by nikikai_sapporo

<   2013年 12月 ( 1 )   > この月の画像一覧

「熱帯魚飼育について」 

 今月は技工士の横田が担当します。

 今回は僕の趣味をちょこっと紹介します。それは、熱帯魚飼育です。

 熱帯魚と一言でいっても、お祭りの金魚からアロワナなどの巨大魚、はたまた淡水か海水か等々、飼おうと思ってる生体によって、飼育環境が全然変わってきます。

 その中でも今回は私の飼っている海水魚の話をしたいと思います。海水魚、つまり海の生き物は多種多様で、クリオネなどは冷たい海に住んでいるので、当然クマノミなどの暖かい海に住んでいる魚とは同居できません。ですから飼育をはじめようと思った瞬間(僕の場合はクマノミ)、そのメインとなる魚にあわせた飼育環境を作っていくことからはじまります。

 まずは「水槽」。これはできるだけ大きいほうが飼育は楽になります。なぜなら、小さい水槽だと、魚の排泄物や水の蒸発により水質を安定させることが難しいからです。でも大きな水槽を買うことは家族の理解もなかなか得られず・・・、我が家では45cm水槽を使っています。

 次は「フィルター」。私が飼育をはじめようと思っていろいろな本を読み漁っていた頃、ナチュラルシステムなるものが流行っており(ほんとはもっと前からかも?ですが)どうせ買うならこれに挑戦してみようということになりました。一般的な飼育法は、フィルターの中に「ろ材」を入れ、ろ材の中のバクテリア(好気性バクテリア)により魚の排泄物(アンモニア)を、毒性が低く、魚にとってほぼ無害な亜硝酸~硝酸塩に分解してもらうというものです。しかしナチュラルシステムはまったく「ろ材」を使わない飼育法なのです。なぜ、この飼育法が出てきたのかと言うと、魚には無害な硝酸塩も、珊瑚やイソギンチャクにはこの硝酸塩は有害なものになってしまうからです。せっかくクマノミを飼うんだったら、珊瑚も飼いたい!という発想になり、自然とこの方法で飼うことになりました。ナチュラルシステムにおいて、ろ材を使わずどうやって飼育するのかというと、簡単に言うと、水槽の中に自然界とほぼ同じサイクルを作ってしまうシステムです。それは、硝酸塩をもう一段階分解させて窒素に変えて完全に無害にできれば、自然界と同じサイクルができます。その役割を果たしてくれるのが嫌気性バクテリアです。このバクテリアは酸素を嫌うので、水槽の底に厚めに珊瑚砂を敷きます。この厚く敷くと言うのがミソで、ここに嫌気性バクテリアを増殖させるのです。あとはライブロックと言われる岩を組んでいきます。これは、死んだ珊瑚の骨格が風化し新たな生き物がいろいろ付いた状態の岩のことです。この岩にはすでにバクテリアなどが付着しているので、状態のいいものをショップで探し出すことが重要です。基本的にはこれだけなのですが、圧倒的に自然の海と違うのが水量です。もしこれだけで、45cm水槽に魚を入れたら1匹でも長くは生きられないかもしれません。そこで、アンモニアが硝酸塩に分解される前に、強制的に水槽の外に取り出してしまう装置(プロテインスキマー)を使います。これで、アンモニアを取り出し、残ったアンモニアは底砂とライブロックで分解してもらう。これがよくあるフィルターを使った濾過ですと、アンモニアはすぐ硝酸塩に分解されてしまうのでプロテインスキマーでは取り除けなくなってしまいますし、嫌気性バクテリアとのバランスがとれなくなってしまいます。一見難しそうですが、1年位はまめに試薬など使って濃度などを測っていたものの、今では、全くなんにもしていないです。完全にこのシステムが機能すると水換えも要らないことになります・・・が、なんとなく1年に1回は3分の1程度水換えをしています。あとプロテインスキマーは海水に含まれる微量元素も取り除いてしまうので、添加物と蒸発分の真水は足していきます。あとはガラスに付いたコケ取りぐらいのメンテナンスで、ズボラな僕でも維持することが出来ています。

 そんなこんなで思いつきではじめた熱帯魚飼育ですが、気が付けば10年目を超えていました。

二期会

▽総合的な治療が可能な歯科医院です
医療法人 二期会歯科クリニック / 矯正歯科 小児歯科 歯科口腔外科 審美歯科
札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F TEL:011-251-2220
[PR]
by nikikai_sapporo | 2013-12-01 01:54 | 技工士:横田