歯科医師が綴るコラム集やお知らせなど【二期会歯科クリニック】札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F/TEL:011-251-2220


by nikikai_sapporo

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「デジタルな時代」小竹 憲雄

医療の世界でもデジタル化が急速に進んできています。私たちのクリニックも設備の改善や新機種の導入を時代の先端を担うべく検討され、今までレーザー器機や噛み合わせを分析する機材などが導入されました。そして最近ではレントゲンの設備がデジタル化されました。

以前のデジタルレントゲンは使い勝手や鮮明度の面でやや問題がありましたが、最近になってやっと優れた器械が登場しました。
今回はデジタルレントゲンの優れた一面を紹介してみたいと思います。

デジタル式はフィルム式(アナログ)と比べて次のような利点があります。

<患者さんに説明しやすい>
レントゲンを見ながら担当医から説明されても訓練を受けた人でなければその解読は難しいものです。
モニター上で画像を拡大したりコントラストを調節したりすることも簡単にできるのはデジタルの大きな利点です。
その操作によって専門家しか理解できないむし歯や骨の病変が誰にでも理解の助けをすることができます。

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なんとなく見える歯と歯の間のむし歯が・・・。

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エッジを効かせることによりむし歯の大きさもはっきり見えるようになります。

<からだに優しい> 
なんといっても患者さんにとっての一番の利点はX線の被爆量が少ないことです。
最新の機種は放射線の被曝線量が従来のレントゲン装置の1/2から1/10程度で済みますので、女性やお子様も安心して撮影することが出来ます。 妊娠中のかたでも防護エプロンを使用することで胎児への影響を極力少なくすることが出来ます。

《参考》
最近の歯科用レントゲンの線量はきわめて微量です。通常自然界で私たちは一年間で約2.3mSv のレントゲンを浴びています。この量は歯科でのレントゲン撮影で比較すると3百枚以上の撮影に値する量ということになります。Sv=シーベルト(被爆の単位)

<環境に優しい> 
デジタルレントゲンはフィルムがいらないので現像の必要が無くなりました。
現像液に含まれる銀イオン、酸、カリウム、アンモニュウムなどを全く使用しないので環境にはとても優しいといえるでしょう。

<画像がきれい> 
アナログとは違い現像液の温度、濃度などの環境に左右されることはないのでいつでも安定して鮮明な画像が得られます。また撮影して直ぐに画像を手元のモニターで見ることができるので時間の無駄もありません。

< 機材はデジタルで良い>
インターネットも猛スピードで世界的に広がり便利な世の中になりました。
しかしそれを駆使する私の脳内はいまだにアナログのままです。と言うより最近は世の中の思考までがデジタル化されてきているようで、一抹の不安と寂しさを感じています。人間の行動や気持ちまでもがデジタル的なパターンに当てはめて判断されようとする今世紀の風潮は、社会的にも乾いて味気なく窮屈になってしまうのではないかと危惧していいます。自分は様々なアナログな環境も大切にし、自然や人々の感情もゆっくりと肌で受け止めていたい、そんなことをつい考えてしまうこの頃であります。

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by nikikai_sapporo | 2010-04-13 01:49