歯科医師が綴るコラム集やお知らせなど【二期会歯科クリニック】札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F/TEL:011-251-2220


by nikikai_sapporo

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「ゆらぎ」

こんにちは。今回は工藤が担当致します。

 皆さんは「ゆらぎ」という言葉を聞いた事があるでしょうか。

「ゆらぎ」とは、揺らぐ事です。そう言ってしまうと元も子もありませんが、自然界にあるものはすべて揺らいでいます。その「ゆらぎ」にさらに「1/f」がついて「1/f ゆらぎ」というものがあります。なにや ら訳ありの様ですので、少し調べてみましょう。


~「1/f ゆらぎ」とは・・~

 そもそも「1/f ゆらぎ」が発見されたのは、電子デバイスである抵抗や真空管、トランジスタなどの半導体などに発生する熱雑音やフリッカ雑音など、あまり有って欲しくない「電子のゆらぎ」を何とか除去しよう研究する過程でした。その発生機構は未だに分かっていません。その後、ろうそくの炎、そよ風、小川のせせらぎなどの様々な自然現象の中に「1/f ゆらぎ」が発見されました。 また、人の心拍の間隔、クラシック音楽、手作りのものなども「1/f ゆらぎ」になっていることが発見されています。

  「1/f ゆらぎ」は音楽でいうとラジオのノイズの「ザー」という音と、メトロノームの規則正しい音とのちょうど中間にあたり、不規則さと規則正しさがちょうどいい具合に調和している状態なのです。

 そよ風は一定の強さではなく、揺らぎがあります。強弱を微妙に変化させながら揺らいでいます。その変化は私達の期待、予測通りに変化する事もあれば、期待に反した強弱を繰り返す事もあります。こんな状態を数値化し、スペクトルで表してみると「1/f ゆらぎ」になっているのです。こうした強弱の適度な揺らぎの状態が、私達に 心地よさを感じさせる要素の一つなのです。

 その他にも、木の年輪、木目の線、日本の伝統家屋、眼球の動き、α波など、自然界には「1/f ゆらぎ」が多数存在します。電柱や街路樹なども「1/fゆらぎ」を取り入れて 配置すると、林の中を歩いているような感覚になるといいます。

 まあ詳しい話は、この研究の第一人者である武者利光先生のホームページをご覧いただく事として、実際に「1/f ゆらぎ」を体験してみましょう。

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これは等間隔で引かれた線です。

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「1/f ゆらぎ」を取り入れた線です。木目の様な感じがしませんか?

 皆さんにとって最もポピュラーな「1/f ゆらぎ」は音楽ではないでしょうか。クラッシック音楽の中でもモーツアルトの作品は「1/f ゆらぎ」が多数みられる様です。「声」に関しても、パ バロッティ、エンヤ、MISIA、美空ひばり、宇多田ヒカル、松任谷由実、徳永英明、森本レオ、森本レオの真似をしているときのダチョウ倶楽部の肥後克広などに「1/f ゆらぎ」が現れると言います。

 我々の歯科領域においても、顔は左右対称ではありませんし、歯の形態、色合い、位置等も左右が全く対称という訳ではありません。どこかの国の俳優さんや、少し前のプロ野球のスター選手の様に、真っ白で揺らぎも何も無い歯はやはり異様ですよね。という事は、やはり天然の歯が一番という事であります。美しいスマイルで、見る人に癒しを与えられるような揺らぎを持った、健康な歯を是非守っていきましょう。

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by nikikai_sapporo | 2010-02-12 19:16 | Dr.工藤 諭