歯科医師が綴るコラム集やお知らせなど【二期会歯科クリニック】札幌市中央区北3条西2丁目 NC北専北3条ビル8F/TEL:011-251-2220


by nikikai_sapporo

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「泣く小児の治療について」

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小児歯科担当の小竹です。
まだ幼くて聞き分けがないので・・・と言って治療をあと延ばしにしてしまう親御さんがいらっしゃいます。

『泣くのは子供の気持ちの表現』
今日まで何万人ものお子さんと接してきました。小さな子供が歯科診療室で泣き出すのはごく自然な行動です。今まで経験したことのない見知らぬ場所で、口の中に触れられるのは大人でも嫌なことだと思います。その気持ちを理解してあげることで、お子さんは驚くほど診療に順応できるようになります。

『乳幼児にとって口の中は一番気持ちのよいところ』
成人は色々な部分で快感を得ることが出来ますが、就学前の小児にとって気持ちの良さを唯一感じることが出来るのは“口の中”です。自分で指を入れたり、おしゃぶりや歯ブラシをくわえるのはその現れです。
歯医者が嫌いな原因の一つは、今まで家庭での歯ブラシが痛かったこと にあります。

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『歯ブラシはたて磨きで』
口の中には“上唇小帯”といって唇から歯の付け根につながるひも(上唇小帯)があります。その小帯を歯ブラシで横磨きするととても痛いのです。
“自分で歯ブラシを持つのは好きだけど、お母さんの歯ブラシは嫌い“という場合はその磨き方が原因です。

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『2歳半から急に虫歯になりやすくなる』
2歳半は上下の乳歯が10本ずつ生えそろう年齢です。食事量やおやつが増え、虫歯も知らないうちにどんどん進むことがあります。
2歳半までは必ず歯科健診を受けましょう。
理想的には1歳になった時から、定期的な健診をおすすめします。

『虫歯はあるけど痛くはない』
3歳未満の小児の9割は、虫歯があっても未だ痛くはないケースです。
涙がでるうちは簡単な治療で済ませます。
歯ブラシの練習
フッ素塗布
虫歯進行止めの塗布
仮の虫歯の充填などなど   
どれも1~2分の治療時間で済み、痛みを感じることはありません。
治療は痛くないと理解することで、数回後からはお利口に治療できることがほとんどです。

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『虫歯や怪我でとても痛い』
不幸にしてどうしても機械を使っての治療が、その日のうちに必要な場 合もあります。
その場合大切なことは安全確実に処置をすること。身体が不随意に動く場合は体を固定するネットを使います。嫌な思いをする時間を出来るだけ短時 間にすること。
歯科医師1人に3人の歯科衛生士が付き、8本の手を使って素早く無駄 のない治療をします。

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『痛くなる前に遊びに来て下さいね』
まず診療室の雰囲気に慣れることが大切です。言葉を理解できる年齢に なったら、ほとんどのお子さんは1人で診療室に入ることが出来るようになります。
それは保護者の方が思っているよりも、お子さんの適応能力の広さに驚かれると思います。頑張って治療が出来た時は、どうぞ思いっきり褒めてあげて下さい。
診療が終わったらお子さんはシールやバッチをもらって帰ります。
定期的に健診することで、お子さんは健康な口腔と歯並びを維持することが出来ます。泣き虫の幼少時代から、いつの間にかお父さんお母さんになるまでずうっと見守っていくのが小児歯科のお仕事です。

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▽総合的な治療が可能な歯科医院です
医療法人 二期会歯科クリニック / 矯正歯科 小児歯科 歯科口腔外科 審美歯科
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by nikikai_sapporo | 2008-06-06 10:57